2019年 07月 11日
矢後のファースト・ネームは |
木曜日。12時50分ごろ起床、曇り。
13時40分ごろ一度出、マルフクへ。のむヨーグルトかう。戻って冷蔵庫に入れまた出る。駅へ。
14時20分ごろ板橋。白い仮設の壁の間を歩く。以前の改札があった建物は取り壊されるのか。あのトイレへ行く際に回り込んだ祠みたいのはどうなるのだろう。
板橋書店見るも何もかわず。14時50分ごろ喜楽へ。そんなしょっちゅう来てるわけでもないのにおばさんはいつも、どーもー、と言ってくれる。ビール中瓶500円、酢豚800円。
15時25分ごろ出、池袋までずっと歩く。16時ごろ大地屋へ。『『罪と罰』を読まない/岸本佐知子・吉田篤弘・三浦しをん・吉田浩美』文春文庫700円かう。
16時20分ごろドリームコーヒーへ。ブレンド220円、日替わり220円、シナモントースト210円。『『罪と罰』を読まない』を84ページ、武谷三男『聞かれるままに』を80ページまで。どちらも面白い。
「武谷 戦争が嫌いだということ、これはトルストイからきています。人殺しなんかかなわんというので、京大を卒業したとき陸軍航空士官学校の教授の口がかかったのを断りました。これはトルストイの影響ですよ。
――それでしたら、聖書にも殺すなかれと書かれてるでしょ。
武谷 そりゃまあね。でもあんな程度じゃ、みな殺すでしょ。やっぱりトルストイでなくちゃならんのですよ」(『聞かれるままに』p76)
アンナ・カレーニナをよまなきゃな。
18時35分ごろ発つ。弱い雨。地下道通り駅へ。
19時10分ごろ浦和。昨日武蔵野書店の均一を見た時にあった堀田善衛『ゴヤ』の単行本4冊揃い。目にしたときにはもうすでに他の本を4冊抱えていたので、欲しいけど重いしな、まぁ隣に並ぶ有吉佐和子『木瓜の花』上・下巻なんていつから並んだままなんだかわからないし売れやしないだろう、と思ってかわずにいた。今日、もう小文学をごちゃごちゃよんでてもしょうがないので余生は『ゴヤ』だけよんでよ、という気持ちで棚の前に立つと、最上段の並んでいたはずの箇所は空いていた。
すっかりゴヤの頭になっていたので気持ちのやり場がないまま兼屋へ。ゴーヤーサワー中サイズ。ナツミさん。
20時から勤め。マーボー丼。28時15分ごろまで。
ローソンでパンと缶チューハイかい28時半ごろ帰宅。そういえば「矢後」というしこ名の若い力士がいたなと思う。前頭十五枚目。「矢後のファースト・ネームは」という詩を考える。
「何にも興味を持たなかったきみが
ある日
矢後のファースト・ネームを知りたくて
隣の部屋まで駆けていた」
「生きるとは
矢後のファースト・ネームを
知りたいと、思うことだ」
矢後のファースト・ネームは太規(たかのり)。
by w-nemunemu
| 2019-07-11 06:35
|
Comments(0)