2017年 01月 27日
二十世紀 |
金曜日。9時40分ごろ起床、曇り。ご飯とおでん、鯖の水煮の缶詰、ポテトサラダの残り、キッシュ4分の1、いもとかぼちゃの揚げたの食べる。
洗濯もの干すやら風呂洗うやらして13時45分出る。北上尾駅西口の公衆トイレ上の時計は4日ほど前から7時を指したまま動かない。
14時40分池袋。八勝堂と夏目書房の外の棚見て14時55分ドリームコーヒーへ。日替わりと玉子トースト450円。
15時40分ごろ発つ。大地屋へ。ちくま学芸文庫の既刊が並ぶ右奥の棚を見ようと進むも何か違和感。これは、事務所と売り場を隔てる壁が1メートルほど前にせりだし、棚が一島なくなってしまっている。中央側に男性ファッション誌、廉価版DVD、音楽・落語関係の文庫、壁側にちくま学芸文庫、講談社学術文庫が並んでいた棚。岩波現代文庫の新刊が入らなくなったのに続き、ついにここまで削られてしまったのか、と思っていると、以前光文社文庫の乱歩全集などが面出しで並べられていた左奥の棚に学芸・学術文庫は移されていた。一瞬開いた扉から事務所に教科書の山が見えたので、もしかしたらその期間中だけなのだろうか、とも思ったが例年こんな風になっていた覚えはない。あの、壁の棚の角の部分、90度にぶつかっているのではなく、20センチほどの幅の棚が斜め向きに嵌めこまれていたの(蕨のなごみ堂みたいに)がなんか好きだったので、なくなっていて残念。最近ドア外の棚の並びがかなり変わっていたのには気づいていたが、その時には既にこうなっていたのだろうか。
なにか一冊かおうとし、3冊100円でかったけどだいぶ状態が良くないのでよまないでいる津村記久子・深澤真紀『ダメをみがく』が今月集英社文庫になったのでそれにしようか、と手にし、事務所と行き来しているおじさんのタイミングを見計らっていると、入り口正面のテーブルが目に入る。これがあったか、と2冊だけ積んであった『しんせかい/山下澄人』新潮社1600円を手に取る。文庫専門なので単行本はここに『蜜蜂と遠雷』があるのと、レジ内側の後ろの棚に売れ筋の物が面出しで1冊ずつ十点ほどあるだけ(ここにある本をかおうという気になる人はいるのだろうか)。初めてここで単行本をかった。なんとなく充実した思い。
線路沿いを目白の方へ歩く。目白駅隣りのそば屋とかが入ったビルが外壁の工事中で、脇の階段の幅が狭くなっていて降りづらい。高田馬場のブックオフ見るも何もかわず。
早稲田通りを東へ。浅川書店の均一にエッソ石油の『エナジー対話』シリーズが並びはバラバラだがおそらく全巻揃って積まれており、うちの二冊『アメリカ/鶴見俊輔・亀井俊介』『関西―谷崎潤一郎に沿って/多田道太郎・安田武』を手にして中へ。帳場の上に早稲田松竹の小栗康平特集のプログラムが貼られ、その下にマジックで「古書かいます」とひらがなで書かれている。
虹書店の50円均一に並ぶ山中恒『ボクラ小国民』の一冊を連れの女性に勧める50代ぐらいの女性。
あゆみブックス、ブックオフ見てずっと歩き神楽坂下る。たしか坂の上の方に5年ほど前一度だけ入ったことのあるすごく古い店構えの立ち食いそば屋があったが、なくなったのだろうか、と気をつけるも見当たらず。いま調べると、「青山」だったか。おととしに閉店したらしい。飯田橋のブックオフ見るも何もかわず。
飯田橋駅の高架をくぐってまっすぐ行き、「まさみ」の通り曲がってちょっと迷い靖国通りに出る。18時55分、@ワンダーに着く。外の棚を片づけられている間を通ってエレベーターに乗り、2階のブックカフェ二十世紀へ。駄々猫さん、ドジさん、ひな菊さん、やまがらさん達。向井さんと古ツアさんの対談。向井さんのこと好きだとあらためて思う。
ビールをたくさん飲んで22時40分ごろ散会。自転車の向井さんと一緒に飯田橋まで歩きお別れ。駅前の小諸そばへ。かき揚げそば360円。おいしい。
23時10分駅へ。上野からの終電で24時半帰宅。
『独楽の回転 蘇る近代小説/高橋昌男』小沢書店よみ終えた。
by w-nemunemu
| 2017-01-27 01:52
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