2015年 03月 24日
自転車、時刻表 |
10時20分起床、晴れ。風呂入る。父仕事休みで家に居る。ピザ半分食べる。
部屋少し掃除し布団干す。本読むやら。隣りの通っていた小学校は卒業式らしい。中学は中高一貫だったから形式的なもので何の思い出もないし、高校も大学も中退だから、卒業式というと小学校の記憶しかない。
祖母に頼まれていた、ダイヤ改正後の時刻表を大きいサイズにコピーするため、冷蔵庫からはがして畳んでかばんに入れ、17時過ぎ自転車で出る。寒い。上尾、桶川のブックオフまわるも何も買わず。
マインへ。くまざわ書店見て18時半ドトール。ホットの紅茶220円。メニューには「ティー」とあるのだが、「ティーお願いします。」とは、ぜったい言えない。まぁ「ホットの紅茶ですね。」と復唱してくれるので別にいいのだが。「ホットティーお願いします。」なら言えるかもしれない、と気づく。ベローチェだと紅茶を頼むとミルクかレモンか聞かれるが、ミルクといってもコーヒーポーション付けてくれるだけだし、あれを「ミルクティー」と頼むことにも抵抗がある。ドトールで紅茶を頼むときは砂糖を入れるのだけど、3種類おいてある砂糖のうち、緑の袋の「オーガニックシュガー」をわざわざ選ぶ自分にいつも偽善を感じる。
本よみ、20時10分ごろ出る。トイレ行こうと階段の方へ行くとコピー機があった。コンビニでやろうと思っていたがちょうどよかったのでここで時刻表をコピーする。なかなかうまくできず、6枚もコピーしてしまう。原本を置き忘れて帰る。
祖母の家寄り線香あげて時刻表わたす。上野東京ラインのとこに丸をつけて。
20時50分帰宅。鰯たべる。
『いま、松下竜一を読む/下嶋哲朗』岩波書店よみ終えた。松下竜一は4年前、講談社文芸文庫に『豆腐屋の四季』が入ったとき棚で見かけて名を知った。最初に読んだのは『潮風の町』で、『豆腐屋の四季』、『小さなさかな屋奮戦記』、講演集『暗闇に耐える思想』、『汝を子に迎えん』、『狼煙を見よー東アジア反日武装戦線"狼"部隊』と読んできた。
とても大事に感じている作家だけれど、著作の体系がどうも見えづらい印象があったのでその点ではよかった。ただ、期待外れだった。『松下竜一その仕事』第1巻の解説で山口泉が指摘している「”女性原理”への礼賛」(この表現にはやや違和感もあるが)への批判が全く見当たらない。正直に言ってこの面に対する警戒を持たずに「いま、松下竜一を読む」のでは、弊害の方が大きいのではないかとすら思う。p87で松下竜一が影響を受けた『夕べの雲』の著者、庄野潤三の初期作品「舞踏」について述べているが、
『「舞踏」にみる主人公の妻をアジアに暗喩すれば、それに対する夫は日本人の暗喩である。夫の気分が悪くなるほどのエゴイズムと、己がエゴイストであることにすら気づかないー「舞踏」における夫婦の危機を解消するには、夫の自覚を待たねばならぬのだが、それは絶望的というほかない。』
著者のジェンダー意識ではあまり意義のある松下竜一論にはならないだろうとこの時点で感じていた。
『迷路』(野上弥生子の)は「振り子」をよみ終えた。あと2章。
部屋少し掃除し布団干す。本読むやら。隣りの通っていた小学校は卒業式らしい。中学は中高一貫だったから形式的なもので何の思い出もないし、高校も大学も中退だから、卒業式というと小学校の記憶しかない。
祖母に頼まれていた、ダイヤ改正後の時刻表を大きいサイズにコピーするため、冷蔵庫からはがして畳んでかばんに入れ、17時過ぎ自転車で出る。寒い。上尾、桶川のブックオフまわるも何も買わず。
マインへ。くまざわ書店見て18時半ドトール。ホットの紅茶220円。メニューには「ティー」とあるのだが、「ティーお願いします。」とは、ぜったい言えない。まぁ「ホットの紅茶ですね。」と復唱してくれるので別にいいのだが。「ホットティーお願いします。」なら言えるかもしれない、と気づく。ベローチェだと紅茶を頼むとミルクかレモンか聞かれるが、ミルクといってもコーヒーポーション付けてくれるだけだし、あれを「ミルクティー」と頼むことにも抵抗がある。ドトールで紅茶を頼むときは砂糖を入れるのだけど、3種類おいてある砂糖のうち、緑の袋の「オーガニックシュガー」をわざわざ選ぶ自分にいつも偽善を感じる。
本よみ、20時10分ごろ出る。トイレ行こうと階段の方へ行くとコピー機があった。コンビニでやろうと思っていたがちょうどよかったのでここで時刻表をコピーする。なかなかうまくできず、6枚もコピーしてしまう。原本を置き忘れて帰る。
祖母の家寄り線香あげて時刻表わたす。上野東京ラインのとこに丸をつけて。
20時50分帰宅。鰯たべる。
『いま、松下竜一を読む/下嶋哲朗』岩波書店よみ終えた。松下竜一は4年前、講談社文芸文庫に『豆腐屋の四季』が入ったとき棚で見かけて名を知った。最初に読んだのは『潮風の町』で、『豆腐屋の四季』、『小さなさかな屋奮戦記』、講演集『暗闇に耐える思想』、『汝を子に迎えん』、『狼煙を見よー東アジア反日武装戦線"狼"部隊』と読んできた。
とても大事に感じている作家だけれど、著作の体系がどうも見えづらい印象があったのでその点ではよかった。ただ、期待外れだった。『松下竜一その仕事』第1巻の解説で山口泉が指摘している「”女性原理”への礼賛」(この表現にはやや違和感もあるが)への批判が全く見当たらない。正直に言ってこの面に対する警戒を持たずに「いま、松下竜一を読む」のでは、弊害の方が大きいのではないかとすら思う。p87で松下竜一が影響を受けた『夕べの雲』の著者、庄野潤三の初期作品「舞踏」について述べているが、
『「舞踏」にみる主人公の妻をアジアに暗喩すれば、それに対する夫は日本人の暗喩である。夫の気分が悪くなるほどのエゴイズムと、己がエゴイストであることにすら気づかないー「舞踏」における夫婦の危機を解消するには、夫の自覚を待たねばならぬのだが、それは絶望的というほかない。』
著者のジェンダー意識ではあまり意義のある松下竜一論にはならないだろうとこの時点で感じていた。
『迷路』(野上弥生子の)は「振り子」をよみ終えた。あと2章。
by w-nemunemu
| 2015-03-24 23:17
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