2018年 01月 13日
ブルーな気持ちにゃ負けたくないのさ |
土曜日。12時半ごろ起床、晴れ。気分の浮き沈み。
16時半ごろ出る。大宮。三井住友でお金下ろす。ここの店舗と、高田馬場駅前の店舗は大きさや入り口の感じがほぼ同じでこっちはATMが正面、高田馬場は右側にあるためいつも混同して変な感じになる。
高島屋の階段上ってジュンク堂。高橋弘希の野間賞記念対談が載っている「群像」を欲しかったのだが、他の文芸誌はあるのにそれだけなく。「すばる」の先月号からリレー連載「こんなことしてていいのか日記」で北朝鮮訪問記みたいのも書いてるので立ちよむが、いまのところびっくりするほど別に面白くない。棚に差されているのを抜こうとする時、天の並びの上に2冊、本が横に置かれていたのをどかそうとすると、そばにいた女性が、すみません、と手にする。刀剣の本。ごめんなさい、と言う。
押田謙文堂まで行ってみるもこちらも「群像」だけなく。大宮駅に戻ってルミネのエスカレーター上がりブックファースト。一冊だけあった。980円。
17時半、いづみやへ。レモンサワー2杯とハムカツ、軟骨焼き1350円。対談をよむ。あまり相手の星野智幸には関心がないのもあるが、『日曜日の人々』を補って特に目が覚めるようなことが話されているというわけではなく。べつにそれでもいい。
18時50分ごろ発つ。駅へ。19時15分ごろ浦和。武蔵野書店の均一見て兼屋へ。渡辺さんとますやまさん。緑茶。
20時から勤め。仕事の隙間があるとどうにも内攻して、世界中の人から疎まれているんじゃないかというような気分になってしまうのだが、外から町田さんとけんさん手振ってくれてうれしい。
勤め28時まで。29時15分まで眠っておこしてもらう。たまたま通りかかった常連の男女連れといっしょにファミリーマートで紅茶かってもらう。30時過ぎ帰宅。
「誰かが近づけばその分あとずさりする感じが原口にはあった。そのくせ相手がいなくなるのを淋しがりあと追いするようなところもあった。きっといつも同じ間隔でいたいのだろう。いなくなってほしくない、でも近づきすぎてもほしくない、そういう感じだった。近づきすぎたとき必ず負けてしまっていたからではないか。相手の思うとおりにしてやってしまわずにはいられなかったからではないか。争うべきなのに気がつかなくて自然に道をあけてしまってきたのにちがいない。負けた、というのはその結果だったのだ。誰かに近づくたびに自分が薄くなっていく。自分が薄くならないときは相手が薄くなっている」「彼にとって便利な人間でありたいと思っていた。必要な人間と思ってもらうことができればしあわせなのだと思う。」(多田尋子『単身者たち』p70)
by w-nemunemu
| 2018-01-13 06:35
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