2016年 01月 10日
なりそこねた |
日曜日。11時起床、晴れ。焼きうどん3人分つくって食べる。
部屋で寝ながら本よむやら。17時15分ごろ自転車で出る。上尾のブックオフへ。108円で『イワン・イリイチの死/クロイツェル・ソナタ /トルストイ』『赤い橋の殺人/バルバラ』光文社古典新訳文庫、『人は変われる/高橋和巳』『闇屋になりそこねた哲学者/木田元』ちくま文庫かう。『闇屋になりそこねた哲学者』(初版)を棚から手にして眺めていると、一つおかしな所があるのに気付く。
カバー表の下部、「ちくま学芸文庫」になっている。他の部分の表記は全て「ちくま文庫」で、カバーのデザインも ちくま文庫のものなのだが。なんだか夢でよくあるようなリアリティのある不条理を覚え、これは、いま、現実なんだろうかと不安になってしまった。(後でよく観察すると表カバーの枠線のフォーマットもちくま学芸文庫のもの)
桶川のブックオフへ。108円で『定本・突飛な芸人伝/吉川潮』『捨子物語/高橋和巳』河出文庫かう。新潮文庫版はもっているが高橋たか子の巻末エッセイをよみたかった。これでW高橋和巳だー、と思う。
18時10分ごろ、マインへ。3階の丸善で『釜ヶ崎から/生田武志』ちくま文庫978円かう。ぎょうざの満州へ。スーパーチューハイ3杯、餃子、キムチ、から揚げ。
20時50分発つ。21時10分帰宅。シュウマイ食べる。
『再会/大谷藤子』中央公論社よみ終えた。最後の2編「妻の戒名」「地の苔」からは鈍い痛みを感じる。
『「自分の墓場があったからって、どうってこたあねえ。生きて行くこった……負けるもんか。生きて勝負をすべえ。死んでから、どこの墓場に葬られたって、かまうことはねえ」
まつは口惜しさで居直った気持ちになり、そう激しく思ったのはしばらくたってからだった。』(p181)
部屋で寝ながら本よむやら。17時15分ごろ自転車で出る。上尾のブックオフへ。108円で『イワン・イリイチの死/クロイツェル・ソナタ /トルストイ』『赤い橋の殺人/バルバラ』光文社古典新訳文庫、『人は変われる/高橋和巳』『闇屋になりそこねた哲学者/木田元』ちくま文庫かう。『闇屋になりそこねた哲学者』(初版)を棚から手にして眺めていると、一つおかしな所があるのに気付く。
桶川のブックオフへ。108円で『定本・突飛な芸人伝/吉川潮』『捨子物語/高橋和巳』河出文庫かう。新潮文庫版はもっているが高橋たか子の巻末エッセイをよみたかった。これでW高橋和巳だー、と思う。
18時10分ごろ、マインへ。3階の丸善で『釜ヶ崎から/生田武志』ちくま文庫978円かう。ぎょうざの満州へ。スーパーチューハイ3杯、餃子、キムチ、から揚げ。
20時50分発つ。21時10分帰宅。シュウマイ食べる。
『再会/大谷藤子』中央公論社よみ終えた。最後の2編「妻の戒名」「地の苔」からは鈍い痛みを感じる。
『「自分の墓場があったからって、どうってこたあねえ。生きて行くこった……負けるもんか。生きて勝負をすべえ。死んでから、どこの墓場に葬られたって、かまうことはねえ」
まつは口惜しさで居直った気持ちになり、そう激しく思ったのはしばらくたってからだった。』(p181)
by w-nemunemu
| 2016-01-10 01:29
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